停電時に活躍するポータブル電源は、生活の必需品!

暮らし

災害の多い国、日本

最近の日本は、地震や大雨などで様々な被害が多発しています。その被害で一番多いのが、停電ではないでしょうか。「停電を経験したことがない」という人はいないのではというくらい、頻繁に起こる災害の一つです。また、身の回りのものを見ると電気で稼働するものばかりで、電気が使えなくなってしまうと日常生活に大きな影響が出てしまいます。そのためにも常に停電対策を考えておくことが、これからの生活の中で重要になるのではないでしょうか。

容量によって利用できる時間も違います

ポータブル電源といっても容量や大きさは様々です。日頃から鞄などに入れて持ちあるいている、充電用の電源もポータブル電源に含まれます。でも、鞄に入るような大きさのものは、スマートフォンなどの消費電力の少ないものの充電には向いてますが、災害時に長時間使用したい電源としては到底足りません。災害時などで使用するためには、やはり大容量のポータブル電源が必要となります。

災害時に使うような電化製品は、どのくらいの電力で稼働するのでしょう。販売されている蓄電池の容量は、おおよそ11kwh~のものが多いです。この表示は、1時間に1100Wまでの電気が使えるという表示になります。では、家電製品がどのくらいの電気量を消費するのでしょう。

・照明      20W~100W
・冷蔵庫     150W~500W
・IH調理器    120W~3000W

他にも炊飯器や電子レンジがありますが、炊飯器は機能や炊くことができる量にもよって、消費電力が大きく変わってきます。更に最新のものと数年前のものとでも大きく違います。この機会にご自宅にある炊飯器の消費電力を確認してみてください。

電子レンジも温める際に500Wや1000Wとボタンなどに書かれていますが、その表記は消費電力を表しているものではありません。あくまでも温める際に使われるエネルギー量の表記になるので、実際にはその1.5倍~2倍の電気量が消費されてると言われています。

蓄電池の容量はどのくらい必要?

家電が意外に電気を消費していることがご理解いただけたかと思います。停電の際には、できるだけ節電をし、少しでも長い時間蓄電池で補えるようにしたいものです。本当に最小に抑えて、照明と冷蔵庫だけ稼働させたとすると照明が100W、冷蔵庫が350Wだとすると必要な電力は、450Wになります。それを24時間稼働させるとすると10800W(10.8kwh)の蓄電池が必要となります。容量が大きいものは、やはり価格も高くなります。蓄電池を購入する際には、自宅にある家電の消費電力をきちんと調べてから購入しましょう。

太陽光も活用!日ごろから万が一にもそなえる!

普段は電力会社から電気が供給されることが当たり前になっていますが、いざ数日間電気が途絶えたらどうでしょうか。災害が多くなってきていることは冒頭にも述べた通りですが、その被害もまた大きくなってきています。普段は蓄電池を深夜電力などで充電して置いたとしても、数日の停電にはそなえられません。そのため日ごろから天気のいい日は布団を干したり、洗濯をするように、折り畳み式の太陽光パネルを用意して、朝一で充電を開始するなども生活のサイクルに入れてみましょう。太陽光なら電気代もかからずに、再生可能エネルギーとして電力会社からの供給がなくなっても電力を手に入れることが可能です。

家の電気を見直しましょう!

当たり前のように毎日使用している電気ですが、自宅でどれくらい電気を使っているのかを知っている人は少ないのではないでしょうか。災害に備えてご自宅の電気使用量や停電になったときの対処方法などこの機会に見直しをしてみてはいかがでしょう。小さいポータブル電源でもあるのとないのとは停電の際に違ってきます。あまり使わないからといって放置されてはいませんか。ポータブル電源もこまめに充電をし、万が一に備えておきましょう。