ゴム版はんこを作ってみよう

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ゴム版はんこを作ってみよう

オリジナルはんこを作ろうと思うと以前は、「消しゴムはんこ」が有名だったかと思います。でも、最近では、「ゴム版はんこ」が注目されています。ゴム版画用のゴム板なら消しゴムより大きいので、使いやすいです。手帳につけるはんこだったり、子どもの持ち物などにつけるしるしのようなはんこも簡単に作ることができます。これからのシーズンは、クリスマスカードや年賀状にオリジナルのはんこを押すのもオリジナル性があり、もらう人も嬉しくなりますよね。新しい趣味として、オリジナルはんこにチャレンジしてみませんか。自分の描いたものではんこが作れるので、デザインを考えるのも楽しいです。

道具を準備しよう

まずは、道具が必要になります。消しゴムはんこに比べ、ゴム版は細かい線も作ることができるので、複雑なデザインを作るのにも向いています。

準備するもの
・ゴム版
・トレーシングペーパー
・濃い鉛筆(硬筆鉛筆のようなもの)
・ボールペン
・油性ペン
・ハサミ
・デザインナイフ(彫刻刀)
・マスキングテープ
・スタンプ台(使用用途によってインクの確認が必要です)

作ってみよう

道具が揃ったら早速作ってみましょう。刃物を使うので、作業する際は十分に注意してください。作り方については、YouTubeに沢山出ているので、そちらを参考に作ってみましょう。ここでは、簡単な手順のみ記載しておきます。

作業手順
1.自分で下絵になる絵を描きます。
2.下絵の上にトレーシングペーパーを置きます。この時関係のない部分をマスキングテープで止めておくとトレーシングペーパーが動かずに下絵をなぞることができます。
3.硬筆鉛筆のような濃い鉛筆で下絵をなぞります。
4.下絵を写し終えたら、裏返しにしてゴム版の上に置きます。
5.ボールペンの先のような硬いもので下絵をゴム版になぞって写します。
6.絵が薄いようであれば、油性ペンでなぞります。
7.絵が写せたら、線を残すように周りを彫っていきます。

持ち手を付けたら完成

ゴム版は、薄いものなので木片やコルクなどで持ち手を付けましょう。持ち手は、硬いものなら大丈夫なので、ご自宅にあるものを活用してみてください。