「スマホ老眼」を知っていますか
リモートワークや在宅時間が増えたことで、パソコンやスマホを見ている時間も増えたのではないでしょうか。ついつい夢中になって操作を続けていたりしませんか。そんな何気ないことでも積み重なると疲れ目の原因になってしまいます。最近では、スマホ利用の低年齢化にともない「老眼」も低年齢化してきています。目を使いすぎてるな。と思われる方は、日常習慣や便利グッズを使って目の負担を軽減させてあげましょう。「スマホ老眼」にならないように気を付けましょう。
もう「スマホ老眼」になっているかも
そういえば、最近文字が見えづらくなったかも。夕方になると昼前より見えにくく感じる。なんてことに心当たりはありませんか。下の項目に当てはまるものがあれば、すでにスマホ老眼が始まってしまっているかもしれません。目の負担を軽くするようにしましょう。
1.スマホを利用した後に遠くを見ると、ぼやけてしまう。
2.気が付けば長時間スマホやパソコンの画面を見続けている。
3.肩こりや頭痛が治りにくくなった。
4.スマホや細かい文字を見るとき、手を伸ばして遠ざけてしまう。
5.暗いところや夕方だと見えにくく感じることがある。
6.目が乾きやショボショボするといったた感じがある。
7.まぶたがぴくぴくと痙攣のようになることがある。
8.近いものを見るときにピントが合わないことがある。
目の疲れを軽減しましょう
スマホやパソコンを使っている方は、使わないという生活はできません。目の負担が少しでも軽減されるような使い方をするようにしてみましょう。
・スマホやパソコンは、30㎝以上離して使うようにしましょう。
特にスマホは手で持って使うため、画面が目に近くなってしまいます。目を近づけて画面を見ていると目の負担も大きくなり、視力低下につながります。最低でも30㎝以上離して使うようにしましょう。
・パソコン画面の明るさを調整しましょう。
パソコンの画面も明るすぎると目に負担がかかります。普通のコピー用紙の白を画面の隣に並べ同じくらいの明るさになるといいと言われています。また、部屋の明かりも昼白色のほうが太陽光に近い色なので、目への負担も少なく済みます。
ノートパソコンなら、パソコンモニター用のライトをつけるのも目への負担軽減になります。
・定期的な休憩を心がけましょう。
おおよそ1時間くらいスマホやパソコンを使用したら、10分~15分の休憩を取り、遠くを眺めるようにしましょう。
・疲れを感じたら、目の周りを温めましょう。
目の周りを温めることで血行をよくして、筋肉の緊張をほぐしましょう。お風呂に入ったときには、シャワーのお湯を目元にあてるのも良いでしょう。
・目の栄養になるものを食べよう
目にいい食材と聞くとブルベーリーを思い出す人も多いのではないでしょうか。確かにブルーベリーの成分であるアントシアニンは、目にいい栄養ですが、ビタミン類はほぼ全部が目にいいと言われています。ビタミンや緑黄色野菜を積極的にとることも目に優しいといえるでしょう。
「スマホ老眼」を予防しましょう
「スマホ老眼」の一番の原因は、目を酷使することです。スマホやパソコン以外にも読書や書類などの確認も長時間行えば、「スマホ老眼」になります。長時間見続けないように適度な休息と酷使した目を休めるための十分な睡眠も大切です。日頃の生活を見直し、「スマホ老眼」にならないように気を付けましょう。